都立高校の倍率は例年1~2倍程度になっているので、あまり高くないなと感じる方が多いのではないでしょうか。しかし都立高校は1校しか受けることができないので、絶対に都立に行きたいと感じている子は合格圏内の学校を狙うことが多いです。したがって倍率が低かったとしても、同じような学力を持った生徒の中で争わねばならないので、気を引き締めて受験に臨むのがいいでしょう。行きたい都立高校の倍率が少し高いなと感じているのであれば、しっかりと対策を行うことが大切です。
内申点を上げるために定期テストではしっかり勉強を行い、過去問は最低5回は解くようにしましょう。過去に出た問題はもう出ないのでやらなくてもいいのでは、と感じる方もいるのかもしれませんが、過去問をやることによって入試傾向をつかむことができるので、しっかりと取り組むことが大切です。過去問を最低5年間取り組むと、出題傾向をつかむことができ、問題形式に慣れることができます。1年分だけでなく、何年か分を行うことがポイントになります。
なぜならその時の時勢によって、出題される範囲が若干異なることがあるからです。過去問を解くときは、時間を計って本番と同じように取り組むようにしましょう。それによって入試本番の時間配分も、練習することができます。間違えた問題は必ず解きなおすことが大切です。
解答や解説を読んで理解した後に、自分の力でもう一度解くことをおすすめします。