都立高校の志望校選びの際に、気になるのが倍率なのではないでしょうか。都立高校の倍率は、都教育委員会のホームページや情報誌などで知ることができます。倍率が低いと入りやすく、逆に高いと入りにくいと考えている方が多いのではないでしょうか。しかし都立高校に入りにくいか入りやすいかは倍率で決めるのではなく、やはり偏差値で決めるのが妥当であると言えます。
例えば自分の偏差値よりだいぶ低い学校であれば、1.1倍でも2.0倍でも合格することができます。反対に自分の偏差値より少し高い学校だと、1.1倍であっても難しいと言えるかもしれません。自分の実力と学校のレベルをしっかり把握して選ぶことが大切です。もし自分の偏差値より高い学校を目指したいと考えているのであれば、塾に通って対策するのがいいのかもしれません。
塾に通うことは合格のカギを握っていると言っても過言ではないので、塾選びは重要です。受験に強い塾に通うことによって、志望校合格に近づくことができるでしょう。都立高校受験のために塾を選ぶのであれば、授業形式が子どもに合っているか確認することが大切です。集団授業は仲間たちと一緒に切磋琢磨しながら勉強することができますが、授業についていけなくなるという恐れがあります。
反対に個別指導は講師との距離が近いので質問しやすいという特徴がありますが、周りに仲間がいないので競い合いながら勉強を進めることはできません。その特徴をよく理解して、子どもに合った塾を選ぶようにしましょう。